3月から進めてきた「弁天温泉竹切りプロジェクト」仕事の都合で土日しか集まれない中、数度の雨で延期を余儀なくされてきました。しかし、6月7日(土)、ようやく雨の心配のいらない快晴に恵まれました。なにしろ、プロジェクト実施の場所は、断崖絶壁の上の急崖。一つ足を滑らせれば命にもかかわることになります。しかも、雨で濡れた竹はよく滑ります。
午前9時、館内で打ち合わせを済ませた6人の精鋭がいざ竹の生えた崖の中へ。手鋸とチェーンソーで片っ端から切っては倒し切っては倒し。次第に、竹などで遮られていた日差しも届き周りが明るくなりました。何しろ急な崖のこと。休憩しようにも上に上がって休むわけにもいきません。上から投げ落とされたペットボトルを受け止め、崖の途中に座って飲み干します。昼近く、時間切れ間近になって目の前に突っ立っている樫の木も伐採することに。竹を切る邪魔にもなっていたからです。ここは、地元の森林伐採業者でもある「フォレスト」のメンバーのプロの技の出番です。切った木が崖下に転落しないように気を付けながら最後の仕上げ。眼下を流れる庄川や砺波平野の散居村がすっきり見えるようになりました。