杉の巨樹が二本林立する

恩光寺跡の二本杉(おんこうじあとのにほんすぎ)

南砺市福野にある金剛山恩光寺は、もともとこの地にありました。その開基は増山城主神保氏、開祖は月桂立乗禅師で、応永15年(1408)ころと言われています。

 永正年間(1504~)、一向一揆の騒乱、天正7年(1579)長尾為景などの兵火につつまれ、無住、再興を繰り返しました。

 今、この旧跡には薬師堂が残り、杉の二本左右にそびえ立っています。

 樹齢は400年~500年といわれ、樹皮は赤みが強く芯づまりで、地杉の一タイプであると言われています。

              砺波市指定文化財

 

 

住所:富山県砺波市庄川町庄4255